台湾総統選に鴻海会長が出馬 習近平の切り札!?【未来編集clip│ザ・リバティWeb】
ネット番組「未来編集」を公開しました。
この番組では、「少し変わった切り口から時事問題を捉えなおす」ことで、「日本や世界の未来像を"編集"」していきます。
「未来編集│clip」では、本欄の記事の中で特に気になるものについて、綾織編集長と編集部員で語り合ってまいります。今回のテーマは、「台湾総統選に鴻海会長が出馬 習近平の切り札になる!?」。
2020年1月の総統選を控え、台湾政界の動きが活発になっています。
シャープを傘下に置く台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長がこのほど、最大野党・国民党の予備選レースに参戦する意向を表明しました。同党は、党内の予備選を経て、7月に公認候補を決める見通しです。
注意すべきは、郭氏が一代で大きくしたホンハイが「中国依存」である点です。
「中国の従業員数は合計で100万人規模に達する。19兆円の売上高の大半は中国生産を通じて稼ぎ出し、企業資産の大部分が中国にある」「郭氏は中国政財界と近く、特に習近平国家主席とも特別な関係を持つとされる」(19日付日経新聞)
親中路線の国民党から、親中派の郭氏が総統に就任すると、将来的に、台湾が中国に吸収される危険性が高まります。
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